指導方針と目標

見た目の華やかさや奇抜さに流されず、基礎基本となる線、字形をしっかり指導します。また各々が持つ字の個性を否定せず、その特徴を活かしながら魅力ある字に高めていけるようにします。

【幼児】4歳以上を対象

硬筆を中心とします。いろいろな線の練習をした後、線1本で書けるひらがなから始め、小学校入学までに全てのひらがな、カタカナ、数字、そして自分の名前が正確に書けるようにすすめていきます。正しい鉛筆の持ち方についても注意を促していきます。毛筆については、硬筆で有段者(初段以上)になった場合に、希望者のみに実施します。段級の取得は、硬筆のみになります。

【小学生】

学年に関係なく、硬筆については、まずはひらがな・カタカナを正しい形で理解できるようにしていきます。その後、漢字の字形、筆順について指導します。毛筆も並行して実施します。始筆(線の書き始め)、終筆(線の書き終わり)に重点を置き、正しい運筆を身につけられるようにします。教室で使用の教材に加え、学校の「書写」の教科書の内容も指導します。「全日本小学生・中学生書道紙上展」に全員出品し、上位成績も目指します。級の取得は、毛筆・硬筆があります。

【中学生】

小学校で学んだ書写を基礎に、芸術としての「書道」の指導をします。特に毛筆は、楷書・行書に加え、かなの基礎を指導していきます。「全日本小学生・中学生書道紙上展」への出品は、生徒へ事前アンケートをとり、チャレンジしてみたい書体、作風を確認し、ひとりひとりに合った課題に取り組んでいただきます。級の取得は、毛筆(漢字・かな)・硬筆があります。

【高校生〜一般】

全くの初心者の方には、漢字楷書の基本点画(基本となる線や点)指導後、行書、かなの基礎を指導していきます。希望者は硬筆も学んでいただけます。中級以上の方には、漢字の草書をはじめ、隷書や篆書等好きな書体及び半切以上の大きな作品指導もします。月例課題としての日常書もあります。段級の取得は、毛筆(漢字・かな)・条幅(漢字・かな)・硬筆があります。また最上位である特待生を取得された方は、師範試験の受験が可能です。受験に向けた指導もします。70歳以上の方でも多くの学習を希望されるかたは、こちらになります。

【シニア】70歳以上を対象

無理なく、できる範囲での指導を心がけます。1年に1度の「シルバー書道展」(例年5月頃大阪市立美術館地下ギャラリーで開催予定)の出品作品の指導もします。段級の取得は、毛筆(漢字・かな)・硬筆があります。

【展覧会部】18歳以上の希望者

読売書法展をはじめ、現創会書展、日本書芸院展等の全国公募書道展に出品や応募をされたい方の指導をします。作品を作るための詩文の選び方、作品の全体構成や集字(作品を書くための文字の選定)方法などを指導し、のちに手本なしでも自分で作品が書けるように方向づけていきます。